よくあるご質問をまとめました。
立体の形状によるのですが、よく言われる積層というのはZ方向の解像度になります。
光造形ではZ方向(縦方向)に面を積み重ねて造形をします。
この際の積層は本体またはPCより0.01~0.2mmの間で設定が可能です。
対してX・Y方向の解像度は3Dプリンター本体に搭載しているLCDの解像度に依存します。
SQ1Xでは2K 5,5インチのLCDを搭載しているため、1ピクセルあたりおおよそ0.047mmとなります。
この数値がX・Y方向の解像度となり、機械のスペックによって決定されるため数値の変更はできません。
より高精細な造形を望む場合は2KのLCDを4Kに変更することで解像度を上げる方法もあります。
造形時間は立体の配置や大きさによって変わります。
SQ1シリーズの光造形機は立体を面で造形していきます。
よって、造形時間は立体の体積ではなく高さで決まります。
複数の立体を同時に造形したとしても最終造形時間は一番背の高い立体によって決まります。
同形状の立体でしたら1個造形するのも10個造形するのも要する時間は同じです。
光造形機に使用されるLCDパネルにはRGB仕様とモノクロ仕様の2種類があります。
モノクロ仕様のLCDはRGB仕様よりも光の透過率がよいため、1層あたりのUV照射時間を短く設定でき造形時間を短縮できます。
RUV照射時間が短いため、長持ちすると表現されることもあります。
SQ1Xでは本体搭載のUV出力が高いため、RGB仕様のLCDパネルを採用しています。
広範囲にUVライトを照射する必要があるMQ4Kには、光の透過率の良いモノクロ仕様を採用しています。
光造形機とは素材となるレジンに紫外線ライトを当て硬化させ立体を造形する機械です。
フィラメントを溶かしてソフトクリームのように立体を造形するFDM式のプリンターと比較すると繊細な造形が可能です。
光造形タイプの3Dプリンターは素材に紫外線で硬化するレジンを使用します。
そのため、太陽光が当たる場所に設置するとレジンが固まってしまいます。
太陽光の当たらず、高温多湿ではない場所に設置してください。